9/25 勉強会まとめ~地中海難民~

October 7, 2015

9/25.26日にSHRET夏合宿2016を行いました。中でも25日に地中海難民についての勉強会を実施した内容について今回はご紹介しようと思います。

 

今回私達が各グループに分かれて発表をした国は、イタリア・フランス・スペイン・ギリシャ・ドイツです。

 

各グループの代表が発表内容について短くですがまとめ上げましたのでよろしければご覧ください。

 

<ドイツ>

 ドイツは、難民の受け入れに積極的である。その証拠に、ドイツは欧州で最も多くの難民を受け入れている。受け入れの為に15万人分の難民の収容施設を確保し、60億ユーロ(約8,000億円)の難民対策費用も確保した。これは、歴史的過ちに対する反省ということもあるが、少子高齢化が進むドイツにとって、難民が定住することになれば、労働人口の確保に繋がり、将来的な経済効果が期待されるからだ。又、ベルリンの壁崩壊以後の積極的な移民の受け入れにより、国民の5人に1人が移民とその子どもの為、外国から来た人々に対する警戒心は薄いというのも理由の一つだ。ただ、それでも全国民の理解が十分に得られていない、というのも大きな課題の一つだ。国民の不満の原因は、大きく分けて2つある。1つ目は財政問題だ。難民の受け入れによる支出は予想以上に膨れ上がっているため、今年30億ユーロの黒字になる見込みであったドイツ財政における、向こう5年間の財政均衡の実現は、以前よりも難しくなっている。2つ目は宗教問題だ。ドイツにはキリスト教徒が多い。最近では「反イスラムデモ」が起こり、それに対する受け入れ賛成デモが衝突する事態まで起こっている。その為ドイツはEU全体に、難民の受け入れを要請している。

 

<スペイン>

スペインは難民受け入れに積極的である。

1、スペインの難民受け入れの現状

・庇護申請手続きのみによる受け入れを行っており、定住サポートや無料の通訳など、支援も手厚い。

・難民申請数は2014年1年間で5615件とそこまで多くないものの、一次審査での認定率は43.8%と、イギリスやドイツを上回っている。ちなみに認定率が高いのは、シリア、ソマリア、アフガニスタン出身の難民である。

・2015年9月9日には、14931人の難民受け入れを発表した。

2、なぜ積極的か

・元来のスペインの難民に対する手厚い保護によるもの。

・社会労働党所属の市長らが「難民を受け入れた方が利益になる」と発言・団結し、国家の方針も受け入れ消極的から積極的へ変化。その背景には少子化問題などが挙げられる。

3、スペインの課題

・資源に乏しく、エネルギー自給率が低い。

・アフリカからの不法移民対策が充分か、懸念されている。

・失業率22%のスペインが難民受け入れ可能なのか。

 

<ギリシャ>

 私達が調べたギリシャは地中海難民の受け入れに消極的だと考えます。まず、現在ギリシャにいる難民の数は12万4千人で中でも6500人は難民申請が登録済みとなっています。これは20人に1人が申請済みということになり、数字で見れば積極的だと捉えることができます。しかしギリシャの難民は実は昨年に比べ750%も増えていたのです。これは、難民たちが移動する為の地中海ルー​トの中にギリシャ領の島々が含まれており、その島が難民たちの目的地の1つになってしまい本土と離れている為受け入れざるを得ない状況となっているからです。

これを受け私達はギリシャにおけるこれからの課題は、現在の最大の課題である財政難と人手不足を解消し国力を上げた上で難民への受け入れを考えるべきではないかと思いました。なぜなら財政難を背負ったまま難民の受け入れを進めて仕舞えばより情勢が悪化してしまうと考えたからです。

以上が私達ギリシャ班の発表内容となります。

 

<イタリア>

 アフリカ大陸から最も近いヨーロッパの国の一つであり、EUの中でも多く難民を受け入れている国である。そのため、難民の支援判断が速い。しかし課題として、就職サポート、生活サポートの強化が挙げられる。さらに、EUの中でもっとも難民との接触が多い国の一つであるため、難民対策のモデル国としての確立も課題になるとかんがえる。

 

<フランス>

 フランスは地中海難民の受け入れに積極的である。第一に、難民救助は人道的に急務である。第二に、難民の急増化を受け、問題解決に向け世界全体で取り組むべきと考えるため、難民受け入れは国際貢献につながる。第三に、人道主義、多様性の尊重を掲げるEUとして、難民の受け入れは責務と考える。実際、わが国は、難民の根本的解決に向け、シリアの安定化に注力すると同時に、ドイツ、イギリス、イタリアと協働し、難民問題解決をEUに喚起している。さらに、2013年に9999人の難民を受け入れ、今後2年間で2万4000人受け入れる方針である。しかし、宗教問題や我が国の経済力低下が難民受け入れの課題であるため、EU間で受け入れを分担する必要性を主張する。

 

 

以上がまとめとなります。

またこの発表内容から私達がディスカッションをして打ち出したEUの今後の方針案は以下になります。

 

<今後のEUの方針>

 EUは短期的目標と長期的目標の2つの方針を打ち出した。前者は、経済政策を視野に入れた難民対策である。今までは、難民受け入れの分担や、保護体制が論じられた対策であったが、EU加盟国の共通の課題として、経済の低迷があり、自国の経済を安定が、難民の受け入れ体制の整備に不可欠であるためだ。後者では、宗教問題を緩和させるため、国民に多様性を重視した意識を促すと共に、EU全体で共通した難民保護体制を整備する。現在、難民受け入れの分担数を各国の経済規模に基づいて設定しているが、各国で難民の保護体制の進捗にばらつきがあるため、適切な基準とは言い難い。そのため、保護体制が既に充実している国をモデルとして、共通の保護体制を加盟国内で拡充させ、難民受け入れた体制の向上に加え、より公平で適正な基準確立を目指す。以上2つのアプローチにより、EUで結束して難民対策に取り組む。

 

※これらはあくまでもSHRETが合宿の中で行った勉強会です。

※各グループでまとめてもらったので、言い回しや書き方が統一されていません。ご了承ください。

 

 

後日、また合宿で行った内容について更新させていただきます。

 

Please reload

まぐまぐ掲載!

April 23, 2018

1/17
Please reload

Featured Posts
Recent Posts

April 23, 2018

January 21, 2017

Please reload

Archive
Search By Tags
Please reload

I'm busy working on my blog posts. Watch this space!

Please reload

Follow Us
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square

© 2023 by Franklin Day School. Proudly created with Wix.com

  • w-facebook
  • Twitter Clean
  • w-googleplus
  • w-youtube
This site was designed with the
.com
website builder. Create your website today.
Start Now