『難民と教育』
7月8日土曜日に聖心女子大学グローバル共生研究所ブリット記念ホールにて
弊団体とKIKUの皆さんで共催企画のイベントを行った。
イベントには講演者としてダライ・ラマ法王14世の妹君でいらっしゃるジェツン・ペマさん
パネリストとしてダライ・ラマ法王庁デリー事務所所長、テンパ・ツェリンさんが登壇。
当イベントはチベットの教育の歴史や現状、ペマさんの教育に対する考えなどが伺える会となった。
パネル討議では弊団体からの質問、質疑応答の時間では来ていただいた会場のみなさんからの質問に
お答えいただいた。教育の本質、基幹に迫るものから自身の身近なことに関するものまで非常に
多種多様な質疑が飛び交った。
そのような様々な質疑に対し、ペマさんは会場の人々が思いつかないような型にはまらない視点で
応じていた。
我々日本人にとって「難民」という言葉は身近ではないかもしれない。
しかし、突如として自身が難民となってしまう可能性は確実にあり、決して他人事ではない。
当イベントはそういったことに気づくきっかけとなる会であり、この会に参加したことで参加者が
「難民」を見つめ直す会となっていたら幸甚である。